上手に発音するコツ
中国語の発音が苦手で悩んでいませんか?
四声が違っても、同じように聞こえてしまいませんか?先生が発音した音声を復唱しても、難しくて同じように発音することができない場合がありませんか?
中国語には日本語にはない音がありますので、発音し難いことを感じるのは当然の事です。
赤ちゃんが生まれたばかり時、世界中のどんな言語の発音のニュアンスも聞き分けることができますが、大きくなってしまうとその能力は母語を聞く時だけしか残っていません。外国語の発音を聞き分ける能力の感受性が弱くなってしまうからです。これは大人が外国語の発音を学ぶに当たり子供より難しい理由です。
ところが、一つのコツを使えば、大人でもきれいに発音することができます。
それは台湾大学の史嘉琳Karen Chung教授が教えたエコー メソッド(echo method)というものです。
エコー メソッドとは?
音を聞いた後、短い間その音が耳の中にエコーのように繰り返します。そのエコーメモリは外国語の発音を練習するのに役に立つ要因になります。
≫ ポイント:練習する時は聞いた後、直ぐに復唱しないで、ちゃんと耳の中のエコー聞いてから発音する。
1.発音を聞く → 2.echoを聞く → 3.発音を練習する今度授業の際にエコー メソッド を試みてみましょう。
先生の発音を聞いた後、もう1度耳の中のエコーを聞いてください。続けてこの方法で練習するときっときれいな発音を身に付けられると思いますよ。
記憶力を上げるコツ1
中国語の発音が苦手で悩んでいませんか?
皆さんは中国語の単語を覚えるとき、どうしていますか。
1:目標をしっかり立てる:1日10個覚えれば1ヶ月で300個、1年なら3650個覚えられる?
2:1回見ただけでは覚えられなければ、10回見ればよい?
これらはどれも最良の方法とは言えません。
1.ドイツの心理学者Hermann Ebbinhausはある有名な記憶力の実験をしました:意味のない音節 (zup, rifなど)を覚えさせ、忘れる程度を測定したのです。
以下の図から分かるように、時間とともに記憶力は徐々に減っています。
大脳は学習したことを100%覚えていることはできません。学習したことを使わなければ忘れるのは当然のことで、使わないものは大脳にとっては重要なものではなく、それに関する情報は脳神経の結びつきが弱くなり、最後には捨てられてしまいます。
しかしEbbinhausの実験で用いたのは無意味な音節です。我々が中国語を学ぶ時に覚えるのは意味のある内容なので、無意味な内容よりも覚えやすいです。
続いて心理学者が推奨するテクニックをシェアし、勉強する際の記憶の助けにしたいと思います。
3:毎日10個の単語を覚えるとしても、1年後に3650個を覚えるのは不可能である。では何回読めば覚えられるのか。
→ 何度も復習すれば必ず覚える量を増やすことができますが、何度も読むことは効率の良い学習方法ではなく、何度も読むより更に良い方法は一度読んだら「思い起こす」ことであり、しかも最も効果的なのは勉強した後にすぐ思い起こすことです。
*次回授業が終わってから、教師に復習の小テストをしてもらいましょう。
テストだからといって緊張することはありません。小テストの成績は重要ではなく、重要なのは勉強した後に「思い起こし」てこそ、効率よい記憶のプラスになるということです。